紫水亭について

ご挨拶

うすくち醤油の魅力を世界へ発信する。
それが私の使命だと考えます。

「お前の血管にはうすくち醤油が流れているようだな…。」よく友だちからそう言われます(笑)。兵庫県たつの市はうすくち醤油発祥の地として、また醤油の三大産地のひとつにも数えられています。私はその龍野に、ヒガシマル醤油の創業家の一人として生まれました。見た目の美しさと素材の持ち味を生かすうすくち醤油への限りない思いは、そんな暮らしの中で育まれ、祖父、父から自然に私へ受け継がれるものとなりました。日本の食文化の一翼を350年以上にわたり担い続けてきたうすくち醤油の魅力を、龍野から世界へ発信する。それが私の使命だと考えます。

龍野 紫水亭 代表 淺井 良昭

紫水亭の目指していること

  • 自然な美味しさ

    大手食品メーカーでは、私たちの思う"自然な美味しさ"を商品化することは難しいかもしれません。なぜなら、多くのお客様は、エキスやアミノ酸が入っている味を "オイシイ"と感じ、しかも"手軽に料理ができてウレシイ"と思っていらっしゃるからです。食品メーカーにとって、アミノ酸は無添加にできても、酵母エキスやたんぱく加水分解物などの〈強いうまみ〉を捨てることは、コストの面からも味づくりの面からも、やりたくてもできない課題と言えるでしょう。既存の組織でできないことは、ゼロから始めるしかない。まず、"規模"を捨てる。これが"自然な美味しさ"を求める最初のスタートとなりました。

  • 醤油の魅力発信

    日本の食文化を地域から世界へ発信し、その素晴らしさを継承していきたいと思います。そもそも日本人の感性は、自然を生かし、自然のなりわいの中で、素材本来の味わいや美味しさを求めて来たように思います。素材により醤油を使い分ける日本の食文化を、例えばワインを料理に合わせて飲み分ける欧米の食文化のように、『うすくち醤油』『こいくち醤油』と使い分けることで改めてその素晴らしさを再認識し、その繊細な感性を将来へ継承していく機会となることを願っています。また、古来より使われてきた醤油という調味料は、料理だけではなく、和菓子や洋菓子とも相性が良く、熟練のパテシエの手にかかれば信じられないくらい美味しいスイーツが生まれます。そんな、これまでになかった醤油の魅力を発信してまいります。

だし文化の継承

和食の基本は出汁(だし)です。だしには、かつお節から取れる『かつおだし』、昆布から取れる『昆布だし』を筆頭に、椎茸など野菜から取れるだしもあります。これらは味付けのベースであり、料理全体を調和させる不可欠な存在です。和食では、醤油と合わせて使われることが多く、だし単体で味付けすることは少ないでしょう。つまり、醤油とだしは、切っても切れない関係です。そんなに大切なだしですが、料理のたびに手作りでこれを用意するには、手間も時間もかかります。私たちは、利便性に優れたエキス類やうまみ調味料(アミノ酸)を否定しません。しかし、天然由来の醤油と、天然由来のだしが一つになれば、自然の滋味を活かした理想的な調味料ができるはず ! と考えました。と考えました。私たちのお届けするだし醤油がきっかけとなり、だし本来の美味しさや味わい深さを堪能していただくことで、日本が誇るだし文化の継承に繋がってほしいと願っています。